新型コロナという病気が厄介な理由
こんにちは。軸ブレ社会人です。
今回は新型コロナウイルスについて少し私見を述べたくて記事にしました。
きっかけは、こちらの記事を興味深く拝見させていただいたからです。
コロナを終わらせるには、マスクを外すことが必要だと僕は思っています。マスクをしている限り世の中コロナだからです。コロナが終わってマスクが取れるんじゃなくて、マスクが取れてコロナが終わるんですよ。
コロナを終わらせるのは自分。マスクを外せばコロナが終わる。 - イケてる航空総合研究所
年齢も、職業も、性別など、置かれている状況が違うが故に、様々な見解、意見があり、意賛否両論あるかと思います。
ですが、こちらの筆者の考え方については共通する部分も多く、自分の思考を発展させたい衝動に駆られ、ブログにしてみました。
新型コロナウイルスについては、マスク装着、外出自粛、飲食店の時短営業、街中での飲酒、オリンピック開催などへの意見が国民の間で分断されぶつかりあうことも多く、また政府への不満などが噴出しており、厄介な問題となっています。
ではなぜ、厄介なのか、、、、
この「新型コロナウイルス」という病気が厄介なのは「PCR検査陽性=コロナ罹患=発熱や肺炎の症状」ではないところかなと思っています。
また人によって恐れているものが違う、これも厄介。
「PCR検査陽性=コロナ罹患」と定義していること自体が若干ミスリーディングであり、それぞれの価値観により、倫理観が分断されてしまっている要素なのかもしれません。
ここは私の勝手な推測ですが、昔から原因不明の肺炎などというものもあったことを考慮すると、今回の「新型コロナウイルス」については、誰かが、肺炎の患者を検査したらPCR検査陽性と出たために、「PCR検査陽性=コロナ感染」と定義し、その中の何人かが発熱肺炎の症状があり、その中の何人かが重症化し、またその中の何人かが死亡したという現象から、「PCR検査陽性=コロナ罹患=発熱や肺炎の症状」と刷り込まれてしまっただけで、この類の病気は昔からあったのでは、とも思っています。
つまり「PCR検査陽性=新型コロナ罹患(あくまでも定義の問題)>発熱や肺炎の症状>重症化>死亡」という構図を正しく認識する必要があると思います。
そして、高齢者や基礎疾患を持っている方、医療従事者などリスクが高い方ほど、ご自身や近い方が新型コロナ感染と診断されることに恐れを感じる。
一方、健康的な若者などは、リスクの低い人は多少の発熱については恐れにも感じず、重症化しない限りり恐れを感じないかもしません。
このあたりの人によって恐れるものの違いが、マスク装着、外出自粛、飲食店の時短営業、街中での飲酒、オリンピック開催などの厄介な論争を生んでいると考えています。
我々はこれまで、手洗いうがい、消毒、マスクなど感染予防対策をしたとしても、感染するときは感染してしまうことを、ここ一年で経験してきました。
私見というか提案として、対策はきちんとしつつ、感染対策に完璧に求めるのはやめてみるのはどうでしょうか?
ではどうするのか?
発熱や肺炎の症状が出た際に新型コロナ感染(病気)と定義する。その上で一般の病気(ほかの発熱や肺炎)と同じように取り扱う。
新型コロナの患者を病床を分けたりすることで病床圧迫などの問題が生じ、厄介なのだと思います。(コロナの終息について以前記事にしました。過去記事はこちら)
コロナのワクチンもPCR陽性を食い止める効果はいまのところ不明なようで、発症や重症化を抑える効果が主目的とのことですので、論理的には合致していると思います。
賛否両論があるのは理解しています。
まあ、ワクチンがいきわたるまではコロナの終息はないでしょうし、無制限に外出したり、マスクを外して、終息宣言をするのも時期尚早でしょう。
言いたいことは、パラダイムシフトです。
結局、病気にかかりたくない人は予防するし、感染予防を怠ったら感染してしまうのも一般の病気と同じです。
前述したように、完璧な感染予防は存在しないです。
過去記事に記載したように、個人に依存する外出自粛を呼びかけるのも限界があります。
また過去記事にも記載していますが、政府などのできることとして、病床確保の仕組みを変える、病床確保の仕組みを変えられないであれば、今回の記事で提案したようにコロナの罹患の定義を変えるようなパラダイムシフトを考える時期なのかもというのが私の意見です。
また先述のブログの筆者は下記のようにも記載されていました。
コロナが早く終わって欲しいと考える人はたくさんいると思いますが、誰かが終わらせてくれるのを待っているというのは他力本願過ぎるんですよ。自分で終わらせないことには終わらないところまで来ている。僕の中では完全に終わってますが、周りはそうではないみたいです。
コロナを終わらせるのは自分。マスクを外せばコロナが終わる。 - イケてる航空総合研究所
他力本願の発想から早く抜け出して、それぞれの立場できることを考える、そんなことを思った次第です。
私も、手洗いうがい、マスクの装着、外出自粛など、自分でできることをしばらく継続します。
また、病床の確保も、病気の定義を変えることもできないので、記事にすることくらいしかできません。
とそんな記事でした。
最後までお読み頂き有難うございました。